ダンプカー

土木や建設現場において、大量の土砂、石材をまとめて運び、重いものを運搬するダンプカーは欠かすことができません。

ダンプトラックには、深ダンプや土砂禁ダンプ、土砂ダンプなどがあります。

ダンプカーの種類について、その特徴も踏まえてご紹介します。

積載物が軽い時は土砂禁トラック

土砂禁ダンプトラック(正式名:土砂等積載禁止車)は、土砂ではなく、ゴミやペットボトルなど比較的軽量なものを、たくさん運ぶ時に使用するものです。
積載物自体が軽いために、運搬している時に物が飛んでしまわないよう、荷台部分のアオリの高さが高く設定されています。
中古価格は、200万円から400万円前後です。

土砂を運んではいけない理由

一般的なダンプに比べると、土砂禁トラックは非常に多くの積載物を積むことができるのですが、アオリが高くなっているため、土砂を運んではいけません。

アオリが高くなっているということは、一般的なダンプよりもたくさんの物が運べると同時に、土砂のような重量のあるものでは積載量がオーバーしてしまうことがあります。

土砂を運搬する場合に使用されるものといえば、中型自動車です。
大型自動車の場合には事故を防ぐために、表示番号を取得しなければなりません。

また土砂禁ダンプを使用する時は、「土砂など運搬禁止」のように、土砂を運搬しないということをしっかりと提示しなければなりません。

ダンプの中では一般的な土砂ダンプ

土砂ダンプは、土砂禁ダンプとは反対で土砂を大量に運ぶことができます。
荷台を傾けることによって、大量に積んだ土砂をスムーズに下ろすことが可能です。

土砂ダンプは土砂を中心に、様々な産業廃棄物なども大量に効率よく運搬することができます。
ダンプトラックにおいて最も一般的なタイプです。

価格は中古で150万円から300万円になります。

ローダーダンプ

ローダーダンプというのは、油圧シリンダーを使用して作動する一般的なダンプの構造だけでなく、荷台を倒すスライド機構も兼ね備えたダンプトラックです。

荷代の後部が地面に届くぐらいまで下ろすことができるので、小型のユンボなどであれば積んで運ぶことができます。

荷台のスライド部分は、リモコンを使用することによってとても簡単に操作できる構造で、「スライドダンプ」と呼ばれることもあります。

中古価格は、250万円から600万円です。

強化ダンプって?

強化ダンプ

強化ダンプは一般的なダンプトラックに比べると、床板が非常に分厚く作られています。
そのため、工事現場などの作業において幅広く活躍することができます。

硬いものや床板が傷つきやすいものをトラックに積むような場合には、普通のダンプではなく強化ダンプを使用することによって、床板が傷つくのを防ぐことができます。

強化ダンプは一般的なダンプトラックと比較すると、購入価格は高めですが、床板を傷つけてしまったり損傷させることも少ないため、長期的に使用することができます。

140万円から300万円で中古販売されています。

三転ダンプ

ダンプカーには、三転ダンプと呼ばれるタイプもあります。
三転ダンプは、荷台部分を後方、そして横にも傾けることができ、積載物を3つの方向に下ろすことができるのです。

例えば、後方に積載物を下ろすスペースがなくても、左右どちらかに下ろすことが出来ますので、交通量が多く積載物を下ろせない場合にも活躍します。

三転ダンプも一般的なダンプと同じように、ダンプアップが可能になりますので、操作性が極めて高く使い勝手も良いのです。

中古の価格は、150万円から300万円前後になります。

このようにダンプとはいっても色々なタイプのものがあります。
それぞれの持つ機能も異なりますので、購入時にはどのような機能があり、その機能が正常に作動するのかを確認しておきましょう。

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