クレーン
様々な現場で活躍するクレーンですが、中古購入の際はいくつかのポイントをチェックする必要があります。

今回はその中から特に「機能」という点に注目してご紹介しますので、是非購入の際の参考にしてみて下さい。

1・安全装置で事故を防ぐ

クレーンに限らず重機を使用する場合は、大きな事故を引き起こす可能性もあることを忘れてはいけません。

安全装置は、そういった事故を防ぐために誤操作や故障を防止する装置です。

巻過防止装置や過負荷防止装置、傾斜角指示装置などが挙げられます。

安全装置は自動で作動するものがより確実

これらの安全装置には、いくつものタイプが存在します。

まず、警報が鳴るだけのものや強制的に動きを制限するものがあります。

動きを制限するタイプにはさらに、異常を検知した時に自動的に安全装置が作動するタイプもあれば運転をしている人が操作をして作動するタイプもあります。

不慮の事故やトラブルは運転手の予想を超える場合が非常に多いですし、トラブルが起きている時に冷静に安全装置を作動させることができる保証はありません。

そのため、大きな事故を未然に防ぐ目的においては任意で作動させるものではなく、強制的に作動するものの方がより確実と言えるでしょう。

2・制動装置の性能を確認

確認

次にチェックしておきたい機能として、制動装置が挙げられます。ブレーキと言った方がわかりやすいでしょうか。

当然ですが、この制動装置がしっかりと働いていなければ、事故の原因になったり、より大きな事故へと発展したりしてしまいます。

そのため、事故を未然に防ぐことができるようにしっかりと確認しなければなりません。

制動装置は用途などで使い分けされている

制動装置は構造の違いなどによって様々なタイプに分けられています。

大まかな分類でもドラムブレーキ、バンドブレーキ、ディスクブレーキなど、多岐にわたります。

どれが良い、悪いというものでもなく、用途などに応じて使い分けされているため、よく確認するようにしましょう。

中古クレーン購入は専門店がおすすめ

これらの機能に留意しつつ、中古クレーンを上手に購入する方法をご紹介します。

クレーンを始めとした様々な重機を扱っている中古販売業者もあれば、クレーンを専門的に扱っている業者もあります。

どちらの業者でも同様にクレーンを購入できますが、クレーンを専門的に扱っている業者で購入した方が、より多くのクレーンの中から選ぶことができますのでおすすめです。

ネットも便利で良いが手数料などには注意

中古クレーンの情報は販売店だけでなく、インターネットからも得ることができます。

年式やタイプ、総積載量などから絞り込んで情報を集めることができるためとても便利です。

予算をある程度絞って検討できるという点は、やはりとても魅力的だと言えます。

中古クレーンは状態などで価格が全く異なります。少しでも安く良いものを購入したい、と思うのであれば、インターネットを利用して比較してみると良いでしょう。

しかしいざネットで購入するとなった場合は、輸送費や手数料などがどの程度かかるのかをチェックすることも忘れてはなりません。

クレーンはとても便利な機械ですが、重機の中でも特に危険と言って差し支えのないものでしょう。クレーン購入の際は価格だけではなく、安全面にも考慮したいですね。

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