50万円〜400万円まで？代表的な運搬車3種の中古相場を比較

運搬車には様々な種類のものがあります。

運搬車の種類とそれぞれの価格の相場についてチェックしてみましょう。

大量の荷物を一度に運ぶ・ウイングトレーラー

ウイングトレーラーとは、その名のとおり荷台が羽のように開く形状になっているトレーラーを指します。

大量の荷物を一度にまとめて運搬できることが魅力です。

大量の荷物を積み込むということは、積み込みやすさだけではなく降ろしやすさもまた重要になります。

大量の荷物を積み込み、なおかつ荷物の上げ降ろしといったものを素早く行う上でウイングトレーラーはとても重要なのです。

価格は、中古であれば50万円から400万円と非常に大きな差があります。

ウイングトレーラーは効率がいい！

ウイングトレーラーはその大きさのため、長距離で大量の荷物を配送する上でとても効率の良いトレーラーになります。

さらに、フォークリフトを利用しての作業が可能ですので、作業効率は極めて高くなります。

積載物の制限もほとんどなく、一般的な荷物はもちろん、あらゆる物を大量に積み込むことが出来ます。

冷凍タイプもあるため、幅広く活躍することができます。

費用を抑えて大量搬送・増トン車

増トン車とは、一般的な中型トラックの積載量を多くしているトラックのことを言います。

中型トラックは積載量が4トンに制限されているのですが、4トントラックをベースにして8トンに、といったように積載量を増やしているのです。

中古であれば50万円から200万円くらいの金額で購入することができます。

大型トラックじゃいけないの？

増トン車とは言いますが、最初から増トンが標準化されているトラックもあります。

わざわざ増トンにせずとも、最初から大型のトラックを使用すれば良いのではないかと思われるかもしれません。

しかし、増トン車は大型トラックよりもかなり費用を抑えることができるため、大型トラックではなくあえて増トントラックを購入し使用している人も少なくないのです。

あらゆる場面で使える汎用型・平ボディ

平ボディの最大の特徴は、最もスタンダードな形であり様々な場面で使用しやすいことです。

アオリと呼ばれる部分によって、荷台がしっかりと囲まれているので積載物が落下するリスクを軽減しています。

フラットな状態にすることもできますので、積載物の形状や材質は一切関係なく、荷揚げや荷降ろしもとても簡単なのが最大の特徴です。

アオリの素材にもいろいろあり、アルミ製もあれば木製もあります。

屋根が装着されていないため雨に弱いという弱点がありますが、安価で購入できる点はとても魅力的です。

屋根はありませんが、トラックシートと呼ばれるシートをかけることで最低限の保護はできるようになっています。

平ボディは50万円から300万円程度で販売されていることが多いです。

それぞれの目的に合ったトラックの購入が重要

ここまででトラックに様々なタイプがあることはお分かり頂けたでしょうか。

ウイングトレーラーは、荷降ろしをする時に後方から降ろすことができない、少しでも早く荷物を降ろさなければならない、といった場合に非常に役立ちます。

また平ボディは安く購入でき、また利便性もある程度高いため汎用性は非常に高いのですが、悪天候には上手く対応できないなど、それぞれに良い点も悪い点もあります。

積載物の総重量などにも少しずつ違いがありますので、トラックを購入する場合はどのような時に使用するのか、何を運搬するのかなどのポイントをチェックし、用途にあったものを選ぶと良いでしょう。